
【歯周病度チェック】

- 歯を磨くとよく出血する
- 臭いが気になることがある
- 歯によく食べ物がはさまる
- 歯がグラグラする
- 朝起きると口の中がネバネバしている
- 肉などをかみしめにくくなった
- 歯が前に出てきたような気がする
- 歯茎がよく腫れる
日本人の成人の、なんと8割以上がかかっているとされる歯周病。そのまま放置して症状が進むと、最悪の場合、歯が抜け落ちてしまうという恐ろしい病気です。しかし、実は問題は口の中だけにとどまらないのです。
歯周病菌は、毛細血管を通じて血液中に入り、血流にのって全身に広がることにより、さまざまな深刻な病気につながることがわかっています。いくつか代表的なものをご紹介しましょう。
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[1]動脈硬化、心筋梗塞などの心疾患につながることも |
心臓は歯周病菌がもっとも感染しやすい臓器のひとつです。
たとえば、心臓の弁膜や内膜に発生する細菌性心内膜炎のほとんどは、口腔内の細菌が原因であるとされています。また、歯周病菌や毒素などにより血管内に血栓が作られ、動脈硬化、狭心症、心筋梗塞あるいは脳卒中などにつながっているのではないかとも指摘されています。
最悪の場合、生命の危機にもつながりかねない心疾患。血圧・コレステロール・中性脂肪の高い方は、リスク低減のためにも特に口腔ケアに注意をする必要があるといえます。
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[2]糖尿病と歯周病の深~い関係 |
糖尿病と歯周病の関係はたいへん密接です。糖尿病の患者さんは、健康な人よりも細菌感染への抵抗力が低下するため、歯周病になりやすいといわれています。また逆に、歯周病が糖尿病を悪化させる要因のひとつとであることもわかってきました。これは、歯周病菌が出す毒素などが、血液中に入り込み血糖値をコントロールする物質であるインスリンの機能を低下させるためではないかと考えられています。一方で、歯周病を治療することにより糖尿病が改善されたという報告もあります。
糖尿病は、神経障がいや網膜症、腎症などさまざまな合併症につながる恐ろしい病気です。予防のためには食事への配慮や日頃の運動など、生活習慣の改善が欠かせませんが、口腔ケアもぜひその中に入れていきましょう。
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[3]誤嚥性(ごえんせい)肺炎の原因にも! |
誤嚥性肺炎とは、通常は食道を通って胃の中に入る食物が、飲み込む時に誤って気道に入ってしまい、歯周病の原因菌が肺や気管支に感染するという病気です。主に高齢者や寝たきりの方などに多くみられ、いったん発生すると治療が困難で死亡率も高いという恐ろしい病気です。
普段の口腔ケアを丁寧におこない、口腔内の細菌数を減らしておくと、このリスクを低減することができます。
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[4]妊婦の方は要注意、早産の可能性も! |
歯周病にかかった妊婦は、早産や低体重児を出産するリスクが高いことが報告されています。
これは、歯周病の部位から毒素や炎症性物質が血液中に入り、胎盤を刺激することによって胎児の成長に影響を与えたり、子宮の収縮を促すなどするためであると推測されています。進行した歯周病患者の場合、低体重児を出産する率が7倍以上になるとも言われています。日頃の、口腔ケアの重要性がおわかりいただけるでしょうか。
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【歯周病との関連が推定されている病気】
- 脳血管疾患
- 誤嚥性肺炎 その他の呼吸器疾患
- 心内膜炎 敗血症 その他の心循環器疾患
- 骨粗鬆症
- 胃炎・消化器系潰瘍
- 肥満
- 糖尿病
- 早産
- 低体重児出産

